ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト(NSKDP)では、オリンピック競技の活動拠点であるHPSC(ハイパフォーマンス・スポーツセンター)や国立スポーツ科学研究センターで定期的に研修を受けています。
今回はハイパフォーマンス スポーツ・カンファレンスとして開催された「スポーツ指導者のためのトータルコンディショニング研修会」について報告します。長崎県スポーツ協会の吉田事務局長が参加しました。
講義①「栄養学的観点から考えるコンディショニング」
国立スポーツ科学センターの公認スポーツ栄養士から、運動時の脱水に焦点をあて、近年の気温上昇下における現状と水分補給の重要性について講義が行われました。
講義②「スポーツとコンディショニングに関わる内科的疾患の特徴とその見分け方」
筑波大学の公認スポーツドクターから、トップアスリートの内科的疾患について、実例と学術文献上の視点から7つの項目について講義が行われました。
HPSCはトップアスリートを対象にした研究機関ですが、「トータルコンディショニング」についての基本的な考え方は、一般のアスリートや指導者にも通じるもので、効率的な役割分担と人材の育成・発掘が今後の長崎県スポーツの発展進化の課題でもあると感じました。
また、施設見学ツアーでは「科学的根拠に基づいたトレーニング計画」の徹底ぶりに驚きました。
明日は県体ライフル射撃・スーパーキッズ部門についてお伝えします!