2024年12月 HPSC・味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で「ハイパフォーマンススポーツ・カンファレンス2024」が開かれ、ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト事務局も参加しました。
カンファレンスは2日間に渡って開かれ、ハイパフォーマンススポーツ関連の研究員や専門家、指導者、メーカーの用具開発者らが登壇し、競技力強化の研究などについて講演しました。
「女性アスリート研究・支援の現場から」のセッションでは、女子ウエイトリフティングで5大会連続オリンピック出場(2012年ロンドン銀・2016年リオ銅)の実績を持つ三宅宏実さんが登壇されました。
現役時代には、ピルを使って月経の時期を調整するなど、不安要素を全てなくしてオリンピックに臨んでいたことなど、女性特有のコンディション調整について実体験を語りました。
現在は、出産を経て母親をしながらウエイトリフティングの指導者を務め、現役の女子選手には「休ませる」「クリニックに行く」などの選択肢を与えながら指導に当たっているということでした。
このほか「アスリート育成・強化戦略の最適化」のセッションでは、20年前から発掘事業を始めた福岡から、パリオリンピックでメダルを獲得したフェンシングの選手の育成経験などが紹介されました。
当日のセッション動画は、HPSCウェブサイトでもご覧いただけます。
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/study/hpsc_event/hps_conference/tabid/1447/Default.aspx
ながさきスーパーキッズ育成プロジェクトも、未来のオリンピック選手やメダリスト誕生を目指してジュニアアスリートの発掘・育成を続けていきます。