コロナ禍で実働が遅れましたが「ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト(以下NSKDP)」が本格的に動き出しています。10月にはスーパーキッズ第1期生の認定式を行いました。
【10月23日 NDKDP認定式】
日本のアマチュアスポーツ界は、スポーツ庁を筆頭にJSC(Japan Sport Council)やJOCなど独立行政法人として運営しています。JSCの活動の一つが五輪選手の発掘育成で、HPSC(High Performance Sport Center)等を運営し、WPN(Worldclass pathway Network)などを組織することで、全国から日本代表候補を発掘しています。
そのWPNに長崎県スポーツ協会(NDSグループ)とNCCが「ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト」として加盟しました。
メリットは「競技別コンソーシアム事業への参加」「J-STARプロジェクト測定会開催」など、オリンピックへ向けた国のスポーツ強化策に直接貢献できることです。
NSKDPでは手始めに、県内競技団体のうち①スポーツクライミング②ライフル射撃③アーチェリーの3競技を認定し、合計22人の第1期生が将来のオリンピアンを目指して練習に励んでいます。
中でもライフル射撃は早くもタレント育成・発掘事業(TID)の一環として公費でナショナルチームのコーチから直接指導を受けています。
【9月25日ライフルTID】
11月には佐世保市と長崎市でJ-STARプロジェクトというバスケットボールなど、10競技の世代別代表候補選抜の一環となる測定会を実施しました。
【11月3日 J-STAR 長崎エントリー測定会(佐世保市)】まだまだ始まったばかりの取り組みですが、1人でも多くのオリンピアンや世代別日本代表候補を輩出したり、国体の上位入賞に貢献するなど、県内の皆さんに広く認知されるようになりたいと思います。